トップページ > 都政情報 >とちょうダイアリー > これまでの都政レポート > 都政レポート/2024年 > 7月 > 犯罪に巻き込まれない「する側」にもならないで 歌舞伎町近くの大学生に特別講義
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2024年7月23日
生活文化スポーツ局
7月1日、桜美林大学新宿キャンパス(新宿区)で「歌舞伎町のリアル~あなたは大丈夫?~」と題した講義が行われました。新宿の歌舞伎町近辺では若者がトラブルや犯罪に巻き込まれる事件が増えています。そこで歌舞伎町に近い同大学の学生に向けて警視庁の現役の刑事らが実際の事件や被害について話し、犯罪に巻き込まれないよう呼びかけました。
主なトラブルの事例として、マッチングアプリで知り合った人を呼び出し、バーに連れて行き法外な値段を要求する「ぼったくりバー」、悪質なホストクラブでのつけ払いが積み重なり、支払いできなくなるケース、また違法な客引きやスカウトの詳細が挙げられました。
また違法なアルバイトを行う側になり、加害者として逮捕される事例も学生たちに伝えました。
受講した学生は「歌舞伎町は学校から近いのでよく行く。客引きなどに声をかけられることも多い。自分は客引きについていったことはないが、学生の中にはこのような被害を知らない人もいると思うので、犯罪の内容について知り、自分も防止に取り組むことができればと思った」と話しました。
警視庁の担当者は「もし被害に遭ったらすぐ警察に相談してほしい。また、一時的なお金や楽しみのために大事な将来が台無しになってしまう犯罪を、する側にもならないで。客引きやスカウトを行うことは、犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性もあるので、十分注意してほしい」と話しました。
講義を受ける大学生たち
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