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2024年7月18日
生活文化スポーツ局
6月14日、都庁第一本庁舎2階の総合案内で、音声を多言語で表示する透明ディスプレイのデモンストレーションが開かれ、小池知事とデフアスリートの山田真樹選手が参加しました。
都は東京2025世界陸上・東京2025デフリンピックを契機に、国籍や障害のあるなしに関わらず、スムーズなコミュニケーションを実現するため、デジタル技術を活用する取り組みを進めています。その一つとして、都庁舎をはじめ38箇所の都施設に透明ディスプレイが設置されることになりました。
知事は「2025年、世界陸上とデフリンピックを東京で開催する。ユニバーサルな環境の中で開催すること、障害のあるなしに関わらない、また、言語の壁を超えるなど、色々な意味がある。耳が不自由な方でもコミュニケーションが取れる大会として世界に発信していきたい」と挨拶しました。
山田選手は「思ったよりスムーズに字幕が表示されとてもいいと思う。ろう者だけではなく、外国人の観光客の方も言語の壁を超えて、今後これを使う機会が広がればいいと思った」と感想を述べました。
【透明ディスプレイの特徴】
(1)会話をリアルタイムに文字に変換し、ディスプレイに投影するとともに、32カ国語の多言語での表示が可能
(2)声を発することが難しい聴覚障害者の方などは、付属のタブレットで文字入力を行い、ディスプレイに表示することが可能
<対応言語例>
英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語・タイ語・ロシア語・フランス語・イタリア語など
ディスプレイ前の知事と山田選手
都庁第一本庁舎2階総合案内に設置された透明ディスプレイ。このディスプレイに言語が表示される
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