6月6日から16日まで「AMAZING EDO TOKYO -未来に伝えていきたい東京の宝-」が銀座のセイコーハウスで開かれました。本イベントは、江戸東京の伝統ある技や老舗の産品の価値・魅力を世界に発信する都の「江戸東京きらりプロジェクト」と、セイコーグループが取り組む「時と日本文化プロジェクト」のコラボレーション企画。都、株式会社和光、セイコーグループが連携し「江戸東京きらりプロジェクト」モデル事業者の商品を紹介しました。その展示の一部をご紹介します。

江戸時代から浮世絵の木版画を摺り続けてきた「高橋工房」。江戸木版画の技術を継承してきました。「職人の後継者を育てることが最大の課題」と代表の高橋由貴子さん。写真は「かぐや姫」の木版画。「伝統の浮世絵が基本だが、童話などをモチーフにした新しい作品も提案していきたい」とのことです。

ランドセルづくりから始まった「土屋鞄製造所」の中橋竜矢さん(右)と山之内美優さん。中橋さんの持つ鞄はビジネスバッグとしても使える丈夫なランドセル型バックパック「OTONA RANDSEL」。山之内さんの手にするバッグは、東京くみひも「龍工房」の組紐とコラボしたもの。絹100%の平紐で仕上げ、結びを入れることで陰影が生まれます。数量限定販売。

「中むら」代表の中村新さんは、商社でエネルギーの営業をしていましたが、実家である着物の染色加工等を請け負う「悉皆屋(しっかいや)」を継ぎ、のれんの企画や製作、プロデュース事業を始めました。「のれんはデザイン次第で空間に合わせて多様な表現が可能。のれんの良さを人々に再認識してほしい。また海外でほとんど知られていないので認知度を上げていきたい」とのこと。写真左端ののれんは今回の展示にも参加した書道のインテリアアート「キャレモジ」とのコラボ商品です。
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