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2024年3月28日
産業労働局
都は、都民がより良い生活が送れるよう、日々の暮らしや働き方について有識者と意見交換する「東京くらし方会議」を立ち上げ、令和5年3月から7回実施してきました。このたび、そこで挙がった意見を「東京でのくらし方、働き方について 私たちの思い」という形で公表しました。資料ではいわゆる「年収の壁」「これからの働き方」「女性活躍」などの項目に加えて、就業パターンなどに分けた生涯収入の試算も掲載しています。
<7回目の会議であがった主な意見>
・「就業パターン別の生涯収入」を取り上げ、いわゆる「年収の壁」を優先する今の働き方で将来後悔しないか、目先のことだけでなく将来を見据えながら一生を考えることが大事ではないか。
・残業が前提の長時間労働を見直し、短時間勤務の正社員などフレキシブルに働ける環境づくりや、真の多様性社会の実現に向けて、働きたくても働けない人たちに対する職場づくりなど、将来の働き方へ期待したい。
・社会保障、働き方、女性の活躍は背景がつながっており「性差別のない平等」は緊急性が高く、また根深い問題。昇進をためらうのは女性だけの問題ではなく、女性が手を挙げづらい環境にある。
・人々のアンコンシャスバイアス【注】は根強い。積極的に意識を変えるためのアクションが必要。
・キャリアを活かしきれていない40から60代のパートタイマーの女性のための施策に期待。
など様々な意見が出されました。
【注】「女性だからこうあるべき」など無意識の思い込みや偏見
会議の様子