2023年9月5日  教育庁

「憧れのマイクロソフト社でいい経験！」
夏の3Days ハッカソン開催

8月14日から16日、都立学校の中高生を対象に、未来のIT人材育成を目的としたイベント「夏の3Days ハッカソン 青春の問題をIT で解決しよう!」が日本マイクロソフト株式会社品川本社で行われました。「青春の問題を解決する」というテーマのアプリを3日間で企画・開発し、最終日にプレゼンを行ってその内容を競うというもの。16チーム計58名が参加し、上位3チームには「最優秀賞」「優秀賞」「審査員特別賞」が贈られました。
ITの専門家3名による審査の結果、最優秀賞に輝いたのは都立晴海総合高等学校の1年生5人のチーム「くらげ」が作った「くらげカレンダー」。青春の課題は、日々欠かせない勉強や宿題を計画的にできるようになることとし、AIが自動でその日の目標や計画を立て、達成するとアプリの「くらげ」が成長する、というスケジュール管理アプリです。
同校の笹子悠月さんは「普段なかなか入ることのできない憧れのマイクロソフト社で、自分の将来を考える上でも、とてもいい経験ができた」と嬉しそうに話していました。
教育庁総務部情報企画担当の江川徹課長は「専門家の育成も大切だが、技術者にならなくても自分でアプリを作るなど、皆がITの素養を持って社会人として働いてくれたら」と話しました。

ハッカソン：ハック(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた米IT業界発祥の造語。アプリやシステムの開発を担当するエンジニア、デザイナー、プログラマーなどが集まり、集中的に開発を行うイベント

• 東京都教育委員会ホームページに詳細が掲載されています。