ここから本文です。

都政レポート  2023年2月28日  福祉保健局

みんなで手話って新鮮!

2月11日、新宿住友ビル三角広場で「手話言語フェスin TOKYO 2022」が開催されました。都は、令和4年度に手話言語条例【注】を制定・施行しています。今回のイベントは、より多くの人が手話に関する情報に触れ、手話を学ぶ楽しさを体験してほしいという目的のもとに実施され、子供から大人まで1,364人の来場者で賑わいました。
オープニングでは、小池知事からのビデオメッセージに続き、NHK「チコちゃんに叱られる!」のチコちゃんと知事、来場者が手話と声を合わせて「3・2・1、はじまるよ!」と開会宣言をしました。
ステージではNHK「みんなの手話」公開収録、都内ろう学校の生徒による手話歌・ダンスパフォーマンスや日本手話朗読の発表、チコちゃんのスペシャルステージなどが行われ、会場一体となって楽しむ様子が見られました。
また会場には、最新のデジタル技術を活用したコミュニケーション支援機器の展示・体験ブースや、デフリンピック、聴覚障害者団体や都事業のPRブースが設置され、訪れた人は興味深そうにブースを回っていました。
手話を学べる縁日ラリーに参加した女性は「6歳の聴覚障害の息子と来た。こういう大きなイベントだと聴こえる人も来やすい。手話を知ってもらうハードルも低く、良いイベントだと思う」と話してくれました。

【注】手話が独自の文法を持つ一つの言語であるという認識の下、手話を使用しやすい環境づくりを推進することにより、手話を必要とする人の意思疎通の権利を行う権利が尊重され、安心して生活することができる共生社会の実現を目指す条例

 

知事の画像

オープニングで開会宣言する様子

 

ステージの画像

手話歌・ダンスを披露してくれた杉並区・都立中央ろう学校(杉並区)の高校生たち

 

ステージの画像2

宮沢賢治『雨ニモ負ケズ』を日本手話で朗読した明晴学園(品川区)の生徒たち

 

縁日の様子

手話を学べる縁日ラリーで楽しむ子どもたち

 

会場の様子

ステージからの呼びかけに観客が手話で応える

 

 

ブースの様子

ソフトバンク株式会社のSureTalk。端末の画面に向かって手話をすると、端末カメラを通じてAIが手話動作を追跡し、手話で話した内容をリアルタイムにテキストに変換する

 

ブースの様子2

遠隔で通訳する手話通訳者。福祉保健局の「デジタル技術を活用した聴覚障害者コミュニケーション支援事業」

 

来場者の画像1

手話教室の先生(中央二人)と生徒さんたち

 

 

来場者の画像2

「みんなで一斉に手話をするなんて、とても新鮮でした!」と話してくれた親子

 

ページの先頭へ戻る

東京都庁〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1交通案内 電話:03-5321-1111(代表)法人番号:8000020130001

Copyright (C) 2000~ Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved.