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都政レポート  2023年2月7日  建設局

渋滞緩和につなげる 南多摩尾根幹線建設中

南多摩尾根幹線は、調布市と稲城市をつなぐ多摩川原橋を起点に稲城市、多摩市、八王子市を経由し、町田市内の町田街道に至る、延長約16.5kmの都市計画道路です。多摩地域の主要南北5路線のひとつである調布保谷線と接続して埼玉県へ至るなど、広域的な道路ネットワークを形成しています。
緊急輸送道路として災害時の避難や救急活動、物資輸送を支えるなどの役割を持つ路線でもあります。しかし路線の半分以上が2車線であるため、慢性的な交通渋滞が発生しています。混雑を避けようとする車両が生活道路に流入するなど、沿道環境の悪化も引き起こしています。

道路の画像3

多摩市唐木田地区の渋滞

これらの問題を解決するため、現在、4車線化整備を進めています。それにより沿道の開発や地域内外の交流の活発化、また隣接する相模原市に予定されているリニア中央新幹線の新駅へのアクセス強化などが期待されます。
さらにこの路線は、東京2020大会で自転車ロードレースの競技コースになるなど、自転車愛好家の間でも有名。整備により自転車ネットワークの形成や多摩ニュータウンの再生にも期待が寄せられています。

 

道路の画像1

自転車と歩行者に分かれた専用道路もつくられた

 

道路の画像2

建設中の現場

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