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2022年8月5日
都市整備局
KK線ってみなさんご存じでしょうか。正式には東京高速道路。東京高速道路株式会社が銀座周辺の外堀、汐留川、京橋川を埋め立てて建設し、管理・運営している全長約2kmの高架による無料の自動車専用の道路です。
KK線。晴海通り付近
「株式会社(Kabushiki Kaisha)線」の頭文字をとり、KK線とも呼ばれています。高架道路下部の全14棟のビルは、賃貸スペースとして店舗、オフィス、駐車場等に利用されており、道路の建設費と運営費をビル賃貸収益で回収する仕組みとなっています。
このKK線ですがいま再生に向けて計画が進んでいます。
首都高速道路日本橋区間の地下化にあたり、新たな都心環状ルートとなる新京橋連結路が整備されます。これによりKK線を通過する車が新京橋連結路(地下)を利用することとなり、KK線は自動車専用の道路としての役割が大きく低下します。
KK線の既存施設のあり方について検討した結果、KK線上部空間を歩行者中心の公共的空間・空中回廊「Tokyo Sky Corridor(トウキョウ スカイコリドー)」として再生・活用することとなりました。
空中回廊「Tokyo Sky Corridor(トウキョウ スカイコリドー)」イメージ図
まちを眺めて楽しめる
緑が多い憩いの空間
注:イラストはイメージです
KK線上部空間の全区間の整備完了は、2030年代から2040年代を目標としています。誰もが親しめる緑ゆたかな空中回廊、楽しみです。
詳細は、東京高速道路(KK線)の再生に向けた取組をご覧ください。
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