2022年4月12日  福祉保健局

救急現場でよりスピーディに　ドクターヘリ運航開始前訓練

救急医療体制のさらなる充実のため、3月31日より、山岳などの多い多摩地域を中心に、東京都のドクターヘリが運航を開始しました。これにさきがけて24日に、報道等公開の訓練が八王子市立上柚木（かみゆぎ）公園陸上競技場で行われました。訓練は八王子市内で交通事故にあった重症の女性を、救急車でランデブーポイント^【注】である上柚木公園陸上競技場に搬送。ヘリと合流して患者を引き継ぎ、搬送先の杏林大学医学部付属病院へ搬送する、という想定で行われました。
ドクターヘリは、地形や交通事情にかかわらず医師などを乗せて救急現場に急行し、病院に着く前から治療を開始することができるという利点があります。
発進基地は立川市にある多摩航空センター。毎日午前8時45分から日没まで杏林大医学部付属病院などの医師や看護師が待機。119番通報を受けた消防機関が患者の重症度等を判断してヘリを要請し、学校の校庭や公園などのランデブーポイントに向かうことになります。
【注】ドクターヘリと救急車との合流地点

• 一般の方が直接要請することはできません。

• 報道発表資料ドクターヘリの運航開始