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2022年2月1日
福祉保健局
1月12日、東京都健康安全研究センター(新宿区)で、報道向けにオミクロン株検査の公開が行われました。
都は都内での変異株の発生状況を把握するため「新型コロナウイルスのゲノム解析に関する検討チーム」を立ち上げ、同センターなどでオミクロン株に対応した変異株PCR検査やゲノム解析を行っています。
検体を不活化剤の入ったチューブに移す前処理
新型コロナ陽性判別を行う
「リアルタイムPCR検査」陽性が判明した検体からRNA遺伝子を抽出。
抽出したRNAと試薬を混合し検査。
陽性結果が出たものはオミクロン株の疑い
「次世代シーケンサー」全ゲノム解析を行う
遺伝子の情報を集めた造語。コロナウイルスのゲノム解析とは、コロナ遺伝子の配列を示した全体像を表すもので、これによりどういった種類のウイルスか調べることができる。全体がわかる全ゲノム解析と部分的なゲノム解析がある。全ゲノム解析は国際的データベースに登録され、日本や東京でどういうウイルスが流行っているか、全世界で共有することができる。
貞升健志さん
同センターの貞升健志微生物部長は「センターの職員としてこの2年間、いろいろな変異株が出現するのを見てきた。(その情報を)できるかぎり早く都民と共有することが使命だと思っている」と話してくれました。
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