2022年1月27日  総務局

第76回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議
一日の新規陽性者は過去最多

1月27日、第76回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議が開催されました。新規陽性者数の7日間平均は、前回の約4,555人から大幅に増加し、1月26日時点で過去最多の約10,467人となりました。また同日発生した新規陽性者数は13,792人と、1日の新規陽性者数としては過去最多に。
福祉保健局からは、感染拡大緊急体制時の医療提供体制の強化として、自宅療養者フォローアップセンターの体制強化、自宅療養サポートセンター（うちさぽ東京）の開設、往診体制の強化、さらに国内での経口治療薬の早期承認に向け、複数の宿泊療養施設や都立公社病院での治験協力を加速していくなどの説明がありました。
国立国際医療研究センター大曲貴夫国際感染症センター長は、第5波と第6波の入院患者像の比較を「第5波では7月以降ベッドが空いても入院が難しく、酸素投与の必要な方の割合がどんどん上がっていったが、この1月の状況は酸素投与が必要な方は約15％と、第5波と第6波では入院患者の構成、状況が違う」、また治療薬治験協力について「治療薬があれば多くの立場の、例えば診療所の医師も治療に参加できる。早く承認されるよう治験のスピードアップが大事なのでこうした都の取組はとても重要」と話しました。

• 会議の様子はで。
• 会議資料等は、東京都防災ホームページをご覧ください。
• 都内感染者数などの最新情報「新型コロナウイルス感染症対策サイト」