2021年12月27日  総務局

新型コロナウイルス感染症に係る東京都危機管理対策会議
オミクロン株へ先手の対策

12月22日、新型コロナウイルス感染症に係る東京都危機管理対策会議が開催され、オミクロン株感染状況、オミクロン株に備えた対策案が示されました。12月21日時点で都内オミクロン株感染患者は6名（その他、空港検疫72名など）、都内感染症指定医療機関に入院している患者（疑いも含む）は約60名、感染患者と同便で入国した濃厚接触者は約1,000名と、国内でオミクロン株感染が確認されていることを受け、都は検査体制の拡充を医療機関などに要請。また健康上の理由や12歳未満でワクチン接種できない人が無料で検査を受けられる取組を23日から開始します。
医療提供体制のオミクロン株特別対応として、都内でオミクロン株新規陽性者が7日間平均で約100人以上確認されるか、増加比で約300％以上が2週間続いた場合は、確保病床を4,000床から6,891床まで引き上げる方針を示しました。

会議後、小池知事は記者団に対し「オミクロン株は世界中で猛威を振るい、かつてないスピードで拡大している。この脅威は東京にも確実に押し寄せてきている」「年末年始には人の移動も増え、空気は乾燥し、ただでさえ感染リスクが高い時期。オミクロン株が市中感染すると感染の急拡大につながることが懸念される。先手先手で医療提供体制を強化し、今できること、基本的な感染対策をしっかりとやる。穏やかな新年にするためにオミクロン株への守り、備えを固めていく」と話しました。

• 対策案の詳細はホームページをご覧ください。