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2021年9月10日
住宅政策本部
都営住宅のそばにスーパーなどの店がなく、毎日の買物に困る地域があります。都は現在5区6市30か所で移動販売サービスを実施していますが、今夏新たに三鷹市でも同サービスが開始されました。場所は三鷹大沢四丁目アパート、三鷹大沢二丁目第2アパートの二か所。
スーパーマーケットのコモディイイダの商品を通称「移動スーパーとくし丸」の小型トラックが運び販売します。午前11時に三鷹大沢四丁目アパートの集会所前に車が止まると、団地の中や近隣の住宅から買い物客が集まりました。人数はそれほど多くはありませんが、約25分間車が停車している間、客足は途切れることがありませんでした。品物は約400品目あり、生鮮食品から寿司、お惣菜、日用品など約1,200点。
「値段は商品一点につきプラス10円ですが、バスやタクシーなどを使って買物に出ることを考えればそれほど高くはないはず」と話すのは同アパート自治会長の田中政雄さん。
移動販売が来る日、田中さんは集会所の前に椅子をいくつか並べておきます。そこでお客さんたちは少し話をしたり、休憩したりできます。お互いの安否確認にもつながっているのだとか。「高齢なのと体が思うように動かないのでなかなか買物ができない。ここら辺はお店もないのでこうしたサービスはとてもありがたい」と女性客の一人が話してくれました。
移動販売は近隣の人と会話できるひととき
小型のトラックには品物がぎっしり
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