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都政レポート  2021年9月6日  総務局

第61回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議 医療提供の体力が・・

9月2日、第61回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議が開催されました。新規陽性者数の7日間平均は前回の約4,388人から9月1日時点3,290人に減少はしましたが依然として高い状態が続いています。専門家は「レジャー目的の繁華街夜間滞留人口は、お盆明けから増加に転じ、宣言発令前の高い水準に向かって急激に増加し続けている。このような状況が続くと、数週後にはさらに感染状況が悪化する恐れがある」「入院患者数は8月31日に4,303人と過去最多を更新し、新規陽性者数の減少にもかかわらず増加傾向が続いている」と報告しました。
また重症化リスクを低減するための抗体カクテル療法の促進が示されました。9月1日集計時点、都立・公社病院の抗体カクテル療法実施状況によると102件のうち回復・安定は約8割、経過観察は2割、という報告がされました。

会議後、記者の質問に対し猪口正孝東京都医師会副会長は「医療提供体制の深刻な機能不全が継続している。それに対し総力戦で非常時体制をとっているが、これがずっと続くと我々の体力も続かない。通常の医療も影響を受けている。とにかく感染者を減らすことが大事」と話しました。

猪口さんの画像

医療現場の窮状を訴える猪口氏

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