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都政レポート  2021年9月2日  生活文化局

アクセシビリティにも配慮 TURNフェス6開催

8月17日から三日間、東京都美術館(台東区)で「TURNフェス6」が開催されました。このイベントは「TURNフェス2021」の一つで、アーティストといろいろな団体との共働活動を通じて生まれた表現の展示や映画上映などが行われました。
触れることで会場の形をイメージするための触知図や、視覚や聴覚などに障害のある人に合わせた鑑賞方法や参加の仕方を提案する「アクセシビリティ・カウンター」も設置されていました。
【TURNとは】障害の有無、世代、性、国籍、住環境などの背景や習慣の違いを超えた多様な人々の出会いによる相互作用を、表現として生み出すアートプロジェクトの総称です。

 

フェスタイトル画像

 

 

アクセシビリティ・カウンターの画像

アクセシビリティ・カウンター相談員の小笠原新也さん
自身も聴覚障害者で手話や筆談で相談できる

 

日比野さんの画像

フェスの監修をつとめたアーティストの
日比野克彦さん

 

作品の画像1

アイムヒアプロジェクト「同じ月を見た日」
渡辺篤さん
過去にひきこもり経験を持つ渡辺さんが、ひきこもりや心身の障害などを理由に継続的に孤立している人々と、さらにコロナ禍での孤立を感じている人々と遠隔で交流を続け、世界中でそれぞれの場所から月の撮影をする参加者を募った

 

似顔絵をしている様子の画像

似顔絵アーティスト永岡大輔さん
渋谷区障害者福祉センター「はぁとぴあ原宿」に定期的に通い「似顔絵を描く」活動で言葉とは違う心の交流を生みだしている。会場では実際に似顔絵コーナーも設置

 

山本さんの画像

かたちのない手ざわり/接地面をなぞる
山本千愛さん
2016年から「12フィートの木材を持ってあるく」という活動を行っている山本さん。2020年夏、東京都港区を130km歩いた様子を撮影したビデオや日記、実際に歩くときに使用した木材などを展示

 

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