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2021年7月2日
産業労働局、東京都農林水産振興財団
東京都農林水産振興財団青梅畜産センター(青梅市)は、前身である「旧東京都畜産試験場」設立から昨年で100周年を迎えました。
施設の大部分が1980年代に建築され、老朽化や旧式設備のため作業効率も悪いという状態でした。また家畜伝染病などに対する防疫施設も旧式化しており、防疫体制の強化も必要となっていました。そこで2019年から再編整備工事を開始。今年3月に竣工、5月に新しい豚舎・鶏舎の稼働が始まりました。6月、新しくなった鶏エリアを取材しました。
鶏エリアは約3,238平方メートル。新技術を活用したふ化用卵の自動検卵機や自動洗卵機、自動集卵施設などを備えています。
各エリアに入る前には全身をシャワーブースで洗い、エリア内専用の服に着替え、外部から持ち込む手荷物はパスボックスにて紫外線をあてて殺菌する必要があります。
ふ化したばかりの純系しゃものヒナ
紫外線でエリアに入れる手荷物を殺菌
更衣室入口
純系しゃもは、一羽ずつ番号付きの足冠をつけ
体重を測定しデータをとる
自動洗卵機が導入。これまで洗卵は職員が
手作業で行っていた
自動検卵機。無精卵などは光学式心拍センサーにより選別・除去される
乾燥後の糞は、除糞ベルトにより自動で搬出される
産卵された卵は集卵ベルト(緑色の部分)で自動的に運ばれる。
従来は手作業で集卵していた
外にある飼料タンクからエリア内の飼料タンクを経て、自動で各鶏舎に飼料が送られる
近代的な現在の畜舎
昭和51年頃の青梅市・霞分場(子牛育成場)
本館
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