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都政レポート  2021年2月19日  住宅政策本部

 

団地にスーパーがやって来る 買物支援移動販売

高齢で体が思うように動かない、また最近ではコロナのために買物になかなか出られないという方がいます。そうした方々への支援として都は区市町、民間業者と協力して都営団地内での移動販売を平成29年12月から行っています。今回は八王子市の多摩ニュータウン南大沢団地四丁目を取材しました。

手にとって買い物できる

この団地への移動販売協力事業者は京王電鉄株式会社。近くの京王ストアから生鮮食品や日用品を小型トラックに積み、団地の集会所前で販売しています。
日時は月、金曜の14時40分から15時10分の30分間で、毎回10人くらいの来客があるそうです。この団地の自治会の協力で、野菜などの商品を集会所前に出したテーブルに並べ、お客さんが自分で商品を見ることができるといった工夫をしています。


搬入
載せている商品は約350品
お客さんのリクエストなどにも応じている

 

かご

カゴなどは小まめに消毒

買い物の様子

お客さんも販売員もマスクは必須に

買い物男性

品物を自分で選ぶ楽しみ

 

コミュニケーションツールとしても

京王電鉄(株)戦略推進本部沿線価値創造部企画担当の澤昌秀課長は「みなさんには安心して商品を選んだり、楽しんで買物していただきたい。食べるものを自分で選ぶことは生活の基本なこと。また、移動販売があるから近所の友達と話す機会が持てる、との声をいただいている。集まった人や販売員と会話をするなどコミュニケーションツールにもなっていると思う」と話しました。

柳澤重男自治会長は「足腰が弱い人や体に不自由のある人が便利に使っていて助かる。買物のあとそのまま集会所の集まりに参加していくこともあり住民同士のコミュニケーションに役立っている」と話しました。

集会

移動販売のあとは住民同士の集まりなどに参加する人も

会長

柳澤重男自治会長

 

移動販売は単なる買物の役目だけでなく「あの人が最近来ないね」といった安否確認にもつながっているといいます。コロナなどで人と人とのつながりの薄い中、貴重な役割を果たしているともいえます。

  • 他の地域の移動販売実施情報はこちらから
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