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都政レポート  2021年2月18日  産業労働局

 

アートで伝統産業の再解釈 オンライン「江戸東京リシンク展」オープン前内覧会

2月2日、和敬塾・旧細川侯爵邸(文京区)で「江戸東京リシンク展」のメディア向け先行内覧会が開かれました。
「江戸東京リシンク展」は3月にオンライン開催する予定の展覧会で、ディレクターとしてアーティストの舘鼻則孝氏を迎え、現代アートと伝統産業の新しい価値を伝えようとするものです。

舘鼻氏

作品と写る舘鼻氏

龍工房のみなさんと

左から龍工房染織組紐士の福田隆太さん、中央は卓越技能者・江戸東京組紐の福田隆さん 右は舘鼻氏 組紐によるヒールレスシューズを囲んで


この日は舘鼻氏によるアートと3つの伝統産業を掛け合わせ再定義した新作品が公開されました。紅製造・販売「伊勢半」本店の紅で染め上げられヒールレスシューズ、刃物店「うぶけや」の花はさみを用いた立体作品、「龍工房」の組紐をあしらったヒールレスシューズです。

シューズ

舘鼻氏の代表作でもあるヒールレスシューズは花魁の高下駄から着想した作品。
アーティストのレディー・ガガが愛用している


舘鼻氏の創作プロセスは「RETHINK」という考えを起点とし、伝統産業の特質を現代に再解釈し作品を作っているとのこと。
今回展示した伊勢半本店の玉虫色に輝く紅や龍工房の組紐を用いた「ヒールレスシューズ」では、通常合わせることのない素材や技法の掛け合わせによって新しい表現が生まれた、とのことです。

3月上旬にオープンするオンライン展覧会「江戸東京リシンク展」では舘鼻氏の新作をはじめ、伝統産業の歴史的な資料、限定動画などが公開される予定です。

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