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都政レポート  2021年2月5日  総務局

第31回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議 後遺症あなどれず

2月4日、第31回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議が開催されました。
新規陽性者数の7日間平均は、1月13日1,699人、1月20日1,471人、前回1月27日時点の約1,015人から2月3日時点で約684人と減少しましたが依然高い値で推移しています。
専門家は「今回、新規陽性者数の増加比は約67%と前回に引き続き100%を下回った。この状態を4週間維持することが出来れば7日平均は約138人になり、もし増加比を50%まで減少させて4週間維持することが出来れば、新規陽性者数の7日平均は約43人になり保健所の調査や医療提供体制が大きく改善されることが期待できる。全療養者数は前回の16,120人から減少したものの、2月3日時点で9,854人と高い値で推移している」と話しました。

国立国際医療研究センターが行ったコロナ後遺症に関する電話聞き取り調査【注】によれば
【注】対象は2020年2月~6月に当センターを退院した78名の回復者。うち63名が回答
・発症後2か月で48%、4か月たっても27%の患者で何らかの後遺症を認めた
・特に呼吸困難、倦怠感、嗅覚障害は4か月たっても約10%の患者で認めた
・脱毛は24%の患者にみられ、そのうちの64%の患者は調査時に脱毛が改善していなかった
・後遺症を認めた患者の割合は合計で76%。20代75%、30代83%。
主な症状はせき、呼吸困難、倦怠感のほか、20代は嗅覚障害、味覚障害の割合が高い

記者の質問に対し小池知事は「7日平均を7割以下に。出勤も7割削減に。もう一段階感染者数を下げるにはこうした目標が必要だ。春になってきたが気をゆるめず見えない敵と戦おう。これから卒業や謝恩会の時期だが飲み会などの会合はストップしてほしい」と話しました。

大曲先生

国立国際医療研究センター国際感染症センター大曲貴夫センター長

 

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