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都政レポート  2021年1月25日  総務局

第29回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議 人流抑制いまだ不十分

1月21日、第29回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議が開催されました。
新規陽性者数の7日間平均は前回の約1,699人から20日時点で約1,471人と減少したものの1週間の合計は10,000人を超え、依然として高い値が続いています。
専門家は「重症化リスクの高い65歳以上の新規陽性者数は1,604人と増加。入院患者のうち60代以上が高い割合で推移しており全体の約6割を占める。重症患者数は前回の141人から160人と増加し最大値を更新した。保健所からの入院調整依頼は16日以降毎日約500件を超え、翌日以降の調整に繰り越される例が多数生じている」と話しました。

「都内主要繁華街における夜間滞留人口モニタリング」の結果について、東京都医学総合研究所・西田淳志社会健康医学研究センター長は「モニタリング対象の主要繁華街のすべてで夜間滞留人口が減少に転じているが、第3波では第1波、第2波と比較し感染の広がりが深刻で感染者数も多い。今後、感染者数のピークアウトがはじまったとしても繁華街や夜間の人流を抑制し続ける必要がある」と話しました。

会議後、記者の質問に対し小池知事は「緊急事態宣言から二週間が経ち、人流の分析も低下に転じてはいるが全体的にはまだ抑えられていない。社会全体で感染を減らす必要がある。特に若い世代があまり減少していないため協力をお願いしたい。回復後の患者を受け入れる医療機関支援や自宅療養者支援として7日分の食料品提供、容態の変化を素早く把握するために「パルスオキシメーター」(指などにはさんで酸素飽和度を測る)を貸与、自宅療養者向けハンドブック作成とHP公開も始めた」、またコロナウイルス感染者が国内で初めて確認されてから一年経過したことに触れ「最前線で働いてきた医療従事者の負担を軽減するためにも、ここでいかに頑張って感染を食い止めるか」と話しました

会見

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  • これまでの会議資料等は、東京都防災ホームページをご覧ください。
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