トップページ > 都政情報 >とちょうダイアリー > これまでの都政レポート > 都政レポート/2020年 > 10月 > 未来の人材を育てよう 町田工業高校「Tokyo P-TECH」試行授業
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2020年10月26日
教育庁
P-TECHとは“Pathways in Technology Early College High Schools”の略称で、科学・技術・工学・数学の教育、職業教育などに焦点を当て、行政・学校・企業が協働してIT人材育成に取り組む教育モデルです。
東京都はこのモデルを「Tokyo P-TECH」事業と称し、令和3年度から実施する予定。その試行として16日、都立町田工業高等学校で授業が行われました。
授業はハードウェア技術の実習で、生徒たちはグループに分かれ、パソコンで使う加算器と呼ばれる計算機を製作しました。講師は日本アイ・ビー・エム株式会社の社員の方で、オンライン上で生徒たちの質問に答えたりアドバイスをしました。本来なら3月に実施する予定が、コロナでやっと実施できたとのこと。
この日オンラインで参加した日本アイ・ビー・エム佐貫俊幸技術理事は「知識を学ぶだけでなくいろいろな人と協力して欲しいと思い企画した。少し難易度の高い内容ではあるけれど、試行錯誤して知恵を出し合い議論するなどほかの人とコミュニケーションをとることが大事。社会に出ても技術以外に自分の考えを発することが求められる。こうした経験を増やすことで自信を持ってほしい」と話しました。
作業する生徒たち
グループごとに成果や気づきを発表
日本アイ・ビー・エムの佐貫俊幸技術理事
質問は先生に聞くほかオンラインで企業の人にも聞ける
都立町田工業高等学校
問い合わせ先 教育庁都立学校教育部高等学校 教育課 電話 03-5320-6759 |
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