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都政レポート  2020年8月27日  下水道局

渋谷をまもる雨水貯留施設

雨水がたまりやすい渋谷駅周辺

近年、集中豪雨などによる浸水被害が増えています。特に渋谷駅周辺は、すり鉢状の地形により雨水がたまりやすいという課題があり、1999年には、地下街への浸水被害が発生しました。
駅周辺は建物の密集地、また地下に埋設物が集中していることから大規模な浸水対策施設の整備が困難でした。そこで渋谷駅周辺の大規模再開発にあわせ、東口の雨水貯留施設の整備を行いました。

施設内2

19日、報道陣に公開された施設内部 

貯水

雨水貯留施設の概要

この施設は、東口広場地下約25m、南北約45m東西約22mの大規模構造物で、約4,000立方メートルの雨水を貯水することができます。1時間に50ミリを超える雨量が降った場合、ここに一時的にストックされ、天候が回復後、48時間かけてポンプで既設の下水道に排水される仕組みです。
渋谷駅街区土地区画整理事業共同施行者代表の東急株式会社が整備し、整備完了後の維持管理は都(下水道局)が行います。これにより、浸水への対策を図るとともに集中豪雨などに備えます。

内部3

ここに雨水が貯水される

イラスト 

施設の外観イメージ

 

問い合わせ先
下水道局計画調整部事業調整課

電話 03-5320-6595

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