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都政レポート  2020年8月24日  交通局

世界初!QRコードホームドア開閉連動技術

ホームドア設置への課題

交通局では、令和5年度までに管理する都営地下鉄全線へのホームドア整備を進めていますが、都営浅草線においては、大きな課題があったそうです。
従来は車両と地上に無線装置などを設置し、車両ドアとホームドアの開閉を連動させていました。浅草線は、複数の鉄道事業者による相互直通運転を行っており、車両の編成数やドアの数が異なる列車が運行しています。このため、従来の方式によりホームドアを導入すると、各社の車両改修が必要になり、多くの経費と時間がかかってしまいます。そこで、民間企業と共同開発した世界初のQRコードを用いたドア開閉連動技術を採用し、課題解決に至った、とのことです。

電車の窓

ドアに付けたQRコード

QRコードホームドア開閉連動技術とは

列車が入ってくると、車両ドアに貼られたQRコードをホーム上のカメラ(読み取り装置)がとらえ、その車両が8両編成か、6両編成か、扉が3つか、2つかなどの情報により、車両やドア数に応じホームドアの開閉を行います。これにより、開けなくてもよいホームドアは開かない、という制御が可能となります。

QRコードの写真

 

 

図で説明

 

 

現在、4駅(新橋駅、大門駅、三田駅、泉岳寺駅)がホームドアの整備を完了しています。

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