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都政レポート  2020年8月18日  戦略政策情報推進本部

5Gアンテナ搭載スマートポールを活用した体験デモ開催

東京都は令和元年8月より、「TOKYO Data Highway基本戦略」を打ち出し、東京都に超高速モバイルインターネット網を構築することを進めています。その中で西新宿エリアを重点整備地域とし、5Gアンテナ基地局やWi-Fi等の機能を搭載した「スマートポール」を先行・試行設置し、設置や運営に係る知見を蓄積するとともに、その課題の把握及び検証を行うことで、都内全域への展開を見据えたモデル構築を目指しています。

5Gの特徴

【高速大容量】現在の移動通信システムより100倍速いサービス。2時間の映画ダウンロードが3秒(4Gは5分)
【多数を同時に接続】現在の移動通信システムの10倍のデバイスが接続できる。スマホ、PCをはじめ、自宅部屋内の約100個の端末・センサーがネットに接続
【超低遅延通信が実現】利用者が遅延(タイムラグ)を意識することなく、リアルタイムに遠隔地のロボット等を操作・制御できる。時速100kmで走行した場合、危険を察知してから制御開始までに進む距離は28cm(4Gは2.8mかかる)
出典:「TOKYO Data Highway基本戦略(Version.1)~UPDATE_TOKYO~」東京都作成資料より

スマートポールの写真

西新宿にある5G基地局搭載のスマートポール

5Gのアンテナをつけたスマートポール

5Gアンテナを搭載

5G体験デモ

8月7日、都庁職員を対象とした、5G(第5世代移動通信システム)の電波を使い様々な体験を映像で表現する体験デモを行いました。(協力・株式会社NTTドコモ)

(1)MR体験 MR(Mixed Reality/複合現実)【注1】

メガネ型のヘッドセットを装着すると、都庁前の敷石の上に立体的なアメリカの都市のホログラムが見え、手に持ったコントローラーを動かしてクリックすると、ホログラムの都市上にある情報を見ることができました。

【注1】MRとは、仮想世界と現実世界の情報を組み合わせて両者を融合させる技術。現実空間が見えることで現場での作業支援、トレーニングをより現実に近い体験として行うことができる

MR体験をしている写真

(2)AR体験 AR(Augmented Reality/拡張現実)【注2】

スマートフォンやメガネ型の専用デバイスなどを使って、目の前にある建物や店舗情報、目的地までの道順を表示したり、遠隔から作業指示やサポートを映像や文字で受けたりできます。スマートグラスを着けると、目の前に図面やマニュアルが浮かびあがります。

【注2】ARとは、現実世界にコンピュータで作った文字や映像等のデジタル情報を重ね合わせて表示することができる技術

AR体験をしている写真

(3)アバターロボット体験

PCとアバターロボットをインターネットで接続し、リアルタイムでコミュニケーションや作業ができます。新屋島水族館(香川県)とネットをつなぎマナティーの様子をロボットの画面で見ました。

ロボット体験の様子の写真1

ロボット体験の様子の写真2

宮坂副知事も体験会に参加


【注1】【注2】経済産業省近畿経済産業局「ビジネスに効果的なVR/AR/MR活用の手引書・事例集」参照

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