2020年7月31日  総務局

第35回東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議　感染拡大特別警報　

30日、第35回東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議が開かれました。
同日開かれた第4回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議で専門家からは、「前週との比較でも増加比約110％と減少の兆しはない。また全年齢層に拡大しており、重症化しやすい60代以上も増加している。介護老人保健施設では無症状や症状の乏しい職員からの感染がみられる。収束の兆しが見えず医療従事者の緊張は続いている」とのコメントがありました。

知事は、「現状はさらに深刻化し『感染拡大特別警報』という状況。現場により近い区市町村とメリハリのある対策を行う必要がある。明日、まず第1回新型コロナウイルス感染症対策都区市町村協議会を開催し、課題の共有をしたい。まずは逼迫している保健所への支援として8月上旬までに120名の職員派遣の準備をする。条例の改正も行う。ガイドラインの遵守、感染防止徹底宣言ステッカー掲示をしている事業者に一律20万円を支給する。また、8月3日から31日まで、酒類の提供をする飲食及びカラオケ店に対し、朝5時から夜10時まで営業時間短縮の要請をする」ことを明らかにしました。

 

会議後の臨時会見でステッカー等を掲げる知事

• これまでの会議資料等は、東京都防災ホームページをご覧ください。
• 都内感染者数などの最新情報は、「新型コロナウイルス対策サイト」をご覧ください。