トップページ > 都政情報 >とちょうダイアリー > これまでの都政レポート > 都政レポート/2020年 > 7月 > 「手で見る展示」にさわってみよう
ここから本文です。
2020年7月31日
江戸東京博物館
江戸東京博物館(墨田区)は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、臨時休館していましたが、拡大防止に必要な対策を講じつつ、6月2日(火)より開館することになりました。
当館は1993年開館当時からバリアフリーの取組をしており、特に、視覚障害のある方に対し、「手で見る展示」コーナーが5階案内所横に設置されています。 常設展示として、「日本橋」や歌舞伎劇場の「中村座」、「神田明神の山車」など建築模型や大型模型のミニチュアがあり、また、喜多川歌麿の「糸や小糸が相」、東洲斎写楽の「肴屋五郎兵衛」の浮彫り細工にさわることができます。
浮世絵は立体的になっていて、触るとリアルに絵の様子を感じられ、視覚に障害がない人でも見るのとは違う楽しみ方ができます。
「この手で見る展示はあまり知られていないようなので、もっとたくさんの方に知っていただき、ぜひ、作品を味わっていただきたい」と学芸員の松井かおるさん。 「手で見る展示」コーナーも、コロナウイルス感染症対策として、1日2回、また、適宜必要に応じて展示物の除菌等を行っています。
表面が立体的な浮世絵レリーフ「糸や小糸が相」
「肴屋五郎兵衛」
手で見る展示コーナー
明治時代に建てられた凌雲閣のミニチュア
江戸東京博物館
問い合わせ先 江戸東京博物館 電話 03-3626-9974 |
Copyright (C) 2000~ Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved.