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都政レポート  2020年7月17日  総務局

第2回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議開催 一番厳しい段階に 

15日、第2回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議が開かれました。
13日時点の感染状況のモニタリング項目の分析の結果、感染状況については一番厳しい段階にあがり「感染が拡大していると思われる」、医療提供体制については前週と同じ「体制強化が必要であると思われる」との判断が示されました。 専門家による意見は次の通り。
① 感染状況
・新規陽性者数は先週の1.5倍、緊急事態宣言下での最大値
・第1波と比較すると、60代以上が全体の1割を占めるほか、10歳未満の増加がみられ年齢幅が広がっている
・感染経路は施設内感染、同居、職場、劇場、また、家庭内での高齢者への感染もみられる
・地域別にみると、新宿区、中野区、世田谷区、港区、豊島区ほか、隣接する板橋区、杉並区、練馬区、渋谷区にも広がっている
60代以上の新規陽性者はほぼ都内全域で発生
② 医療提供体制 ・検査の陽性率は3週連続増加
・入院患者数は先週と比べて約2倍に増加しており、レベル1の段階で確保した1000床では対応できない状況
・現在、無症状の陽性者が18%程度おり、無症状・軽症者をすべて医療機関や確保している宿泊療養施設で受け入れることは難しく、今後、
自宅療養者数の増加が懸念される 

専門家として参加した山口芳裕杏林大学医学部救急医学教室主任教授は、「軽症・無症状の陽性者の経過観察は重要な課題。今後、これらの人が増えた場合、自宅で療養する可能性もある。安全に自宅で過ごすための根本的な施策が必要だ」と話しました。

モニタ

 

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