2020年7月6日  総務局

第32回東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議　感染拡大要警戒 

2日、第32回東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議が開催されました。
6月30日に発表した新たなモニタリング項目を専門家が分析し、4段階の総括コメントとして来週から本格的に示すことを、知事が明らかにしました。
2日現在の感染状況は、4段階のうち、上から2番目に深刻な「感染が拡大しつつあると思われる」、医療提供体制は、上から3番目の「体制強化の準備が必要であると思われる」でした。
会議にアドバイザーとして出席した国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長は、感染状況について、「1日までの直近7日間平均の新規陽性者（うち接触歴等不明者）増加数は27.1人、前週比は158％、この状況が4週間継続すると約6倍（1日あたり160人）、さらに4週継続すると約40倍になる」と推計しました。
知事は、「感染拡大を警戒する段階。新規陽性者の約7割が若年層、新宿や池袋エリアで多く確認されている。夜の街関連が約4割を占めるが他にパーティや会食でも増加している。今一度3密を避けるなど警戒をしてほしい。また、無症状の若年層は高齢者に感染させる恐れもある。3密リスクの高い場所へ出かけ、体調の異変を感じたら早めに検査を受けて」と呼びかけました。

• これまでの会議資料等は、東京都防災ホームページをご覧ください。
• 都内感染者数などの最新情報は、「新型コロナウイルス対策サイト」をご覧ください。