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都政レポート  2020年6月19日  港湾局

高潮から街を守る高潮対策センター

6月は浸水対策強化月間。梅雨の到来とともに、台風による豪雨などの災害が増える季節です。約150万人が生活するゼロメートル地帯23区東部は、高潮の影響を受けやすい地域です。
潮位上昇の主な原因は、低気圧による海面上昇や、南風による吹き寄せで、東京港周辺は閉鎖性が高く水深が深いため、高潮が発生しやすい環境にあります。 高潮対策センター(江東区)は、防潮堤、水門、内部護岸などの海岸保全施設を管理。24時間体制で潮位等を監視し、高潮や津波襲来時には運河への高潮侵入を防ぐ水門や陸こう(防潮堤が道路や通路を横断するところに設置した陸上ゲート)を閉鎖し、市街地を守ります。
東京港の15水門は同センター及び第二高潮対策センターの両センターから遠隔制御で開閉操作ができ、万一、どちらかのセンターが機能不全に陥った場合でも、他方のセンターから開閉操作することが可能です。

 

辰巳

  高潮対策センター屋上から見える辰巳水門

 

この件に関するお問合せ
東京都港湾局港湾整備部計画課水防対策担当  03-5320-5574

 

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