2020年1月22日  都市整備局

災害に強い首都「東京」の形成に向けた連絡会議（第1回）

1月15日、都道府県会館（千代田区）で、災害に強い首都「東京」の形成に向けた連絡会議（第1回）が行われました。この会議は、首都「東京」において大規模洪水や首都直下地震等による壊滅的な被害の発生を回避するための防災まちづくりについて、国と都の実務者が検討することを目的として設置されました。
第1回開会にあたり小池都知事は、「近年の災害の激甚化や、首都直下地震は70パーセントの確率で起こるといわれていることなどから、来年度予算には、木造密集地域対策、防災対策、地震対策を盛り込んだ。強靭なまちづくりを進め、都民の生命、財産を守る『セーフシティ東京』を目指す」と挨拶しました。

会議では、「水害対策の現状と課題」について、座長である山田国土交通省技監からこれまでの取組と台風19号の状況等と気候変動について報告され、今後の防災まちづくり（水害対策）の目標像が挙げられました。
また、地震対策の現状と課題について副座長の佐藤東京都技監から、木造住宅密集地域の防災性の向上等の取組と課題について報告され、今後の防災まちづくり（密集市街地の不燃化）の目標像が挙げられました。
これを受けて、出席者から各機関の取組状況等の報告があり、佐藤技監から「活発な意見交換により様々な課題が挙げられ、共通した問題意識があることが分かった。今後議論し、水害、地震対策を実りあるものにしたい」との発言がありました。

• 詳細は、「災害に強い首都「東京」の形成に向けた連絡会議（第1回）を開催します」（報道発表資料 2020年01月10日　都市整備局）をごらんください。