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2020年1月20日
オリンピック・パラリンピック準備局
12月24日、東京国際フォーラム(千代田区)において、「多言語対応・ICT化推進フォーラム」が開催されました。
このフォーラムは、目前に迫った東京2020大会、さらには開催後も見据え、多言語対応の先進的な取組事例やICT最新技術を広く共有・発信することを目的に開催され、約700人が来場しました。
小池知事も出席し、都立12施設で整備を進めている多言語放送システムで使用するアプリ「おもてなしガイド」のデモンストレーションを行いました。このシステムは、館内アナウンスなどの内容を、スマートフォン上にユーザーが選択した言語で同時に表示するものです。知事は、「外国人旅行者が快適にストレスなく東京大会を楽しむためには、多言語対応・ICT化の取組が鍵となる。最新のICTも活用して、言葉の壁、障害の壁を取り払い、共生社会をレガシーとして残せるよう取り組んでいく」と挨拶しました。続いて、「オモテナシからオトモダチへ」と題し、タレントのモーリー・ロバートソン氏による基調講演が行われました。モーリー・ロバートソン氏は、やさしい日本語の活用等、多言語対応事例を紹介しつつ、どのような心構えをするとこれからの国際社会に順応していけるのか、などについて話しました。
セミナーやパネルディスカッションでは、多くの訪日外国人を利用者として迎えている自治体や企業等から、東京2020大会に向けて多言語対応に取り組む団体にヒントになる「すぐにできる多言語対応」が紹介されました。
さらに、ICT最新技術展示では、約40企業が、多言語音声翻訳アプリやチャットボット搭載のデジタルサイネージなどの最新技術を展示し、多くの来場者で賑わいました。
挨拶する小池都知事
デモンストレーションの様子
モーリー・ロバートソン氏による基調講演
パネルディスカッションの様子
ICT最新技術展示の様子
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