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2019年12月13日
環境局
都は「持続可能な資源利用」を進めようと、使い捨てプラスチックを削減する取組を進めています。プラスチックの持続可能な利用に向けた取組を先駆的に実施する事業者を公募し、2019年度事業として2件のビジネスモデルを採択しました。
そのうち、「LOOP(ループ:リユース容器を利用した商品提供プラットフォーム)」が、12月5日から7日、東京ビッグサイト(江東区)で行われた「エコプロ2019」に出展され、小池都知事が視察しました。
LOOPは、従来使い捨てされてきた容器のかわりに、耐久性の高いものを採用することで、繰り返して利用を可能にする新たなビジネスモデルです。製品ごとに開発された専用リユーザブル容器で食品や日用品を販売し、宅配で配達、回収、再使用する事業です。
利用者は使用済み容器をLOOPのトートバックに収めて、無料回収を依頼します。LOOPは消費者から回収した容器を最適な方法で洗浄して、再充填した上で、次の客の元に商品を届ける仕組みです。容器は上質で洗練されたデザインで、回収前に容器を洗う必要もないということです。
2019年1月のダボス会議で発表され、ニューヨークとパリで既にサービスが開始されており、東京でも、2020年にサービスを開始することとしています。
ブースを訪れた知事は、LOOPのシステムや、協力企業の開発商品イメージについての説明を受け、「LOOPには多くの物流企業、生産企業に協力して頂いている。大消費都市である東京で、新しい循環型の都市の構築をし、そのモデルを世界に発信したい」と話しました。
説明を受ける知事
LOOPの回収用のトートバッグや容器が展示された
2020年から都内で展開予定のイオン
協力企業の開発イメージ展示
LOOPを展開する「テラサイクル」のCEOトム・ザッキー氏が来場
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