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2019年11月27日
生活文化局
11月19日、ベルサール秋葉原(千代田区)で「小池知事と語る東京フォーラム『先端技術で切り拓く東京の未来』」が開催され、約400人が来場しました。
当日は小池知事のほか、宮坂学副知事、AI(人工知能)の最先端の研究をしている坂本真樹教授、日本のインターネットの生みの親として知られる村井純教授、コーディネーターとして岸博幸教授が登壇し、ロボット及びアンドロイド開発で有名な石黒浩教授が大阪から遠隔参加しました。また、体験展示のコーナーでは遠隔操作が可能なコミュニケーションロボットや、長距離荷物搬送が可能なヘリコプター型ドローン、3Dアバター撮影体験ができる5Gコーナーなどが設置され、来場者で賑わいました。
都は現在、最先端のICTを使ったスマート社会の実現を目指し、それを支える世界最速の5Gのモバイルインターネット網を構築する「TOKYO Data Highway 基本戦略」を策定し、都民の生活と都市の競争力を向上させていこうとしています。そんな中、これから東京はどう進化していくのかというテーマで、毎日の暮らしを便利にするキャッシュレスや、毎日を楽しくするゲームやエンターテイメントの進化、またロボットとAIを介護や医療、防災等の分野で活用していくことによって、人の暮らしがより安全で快適になることなどについて、出演者がそれぞれ専門的な知見を交えて意見交換しました。
最後に、宮坂副知事は「TOKYO Data Highwayという世界最速のモバイルインターネット網を整備したら、世界中の起業家が思いもしなかった使い方、ビジネスを生み出してくれると思う。そうしたチャレンジが生まれる東京にしたい」と語り、小池知事は「世界のスピードに負けないよう5Gを急いで準備し、介護の分野や、後継者不足の産業、防災対策、そうしたところに様々なノウハウやテクノロジーを駆使して、東京を元気にしたい。そして何より、5Gを活用することで都民生活の向上、皆さんがハッピーだと思える東京にしていきたい」と意欲を述べました。
意見交換する出演者
コミュニケーションロボットと会話する知事
XRの世界を体験する宮坂副知事
※XR:VR(Virtual Reality)など、現実世界と仮想世界を融合させて新しい体験を提供する技術の総称
長距離荷物配送が可能なヘリコプター型ドローン
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