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2019年11月14日
交通局
10月31日、上野動物園でモノレール40形車両ラストランイベントが行われました。
園内の東園と西園を結ぶモノレールは、将来の新しい都市交通機関として実験的に建設された我が国で最初のモノレールで、昭和32年に開業。4代目となる40形車両は平成13年から運行してきましたが、老朽化により、10月31日で運行を終了しました。
西園駅の最終列車後のラストランイベントには、事前申し込み約2,000人、抽選40倍の中当選した50人が招待されました。上野動物園モノレールの永田一秀駅長と須賀文男運転手に花束の贈呈の後、夕日が落ち徐々に暗くなる中、発車ベルが鳴らされ、見守る人たちの「いってらっしゃい」の声や拍手を受けて、ラストラン列車が発車しました。
インタビューに応じた永田駅長は「(運行終了は)残念な思い。展望が良く、不忍池が見えると喜ばれた。動物の絵柄は子供たちに人気で、乗り終えて降車した後に車両に触ったりしてくれるなどし、喜ぶ笑顔がエネルギーになっていた」と話し、来園者は「悲しい。廃止になるならば、もっといっぱい乗っておけばよかった」と語りました。多くの別れを惜しむ声が寄せられたことを受け、11月24日まで40形車両が園内で展示されています。
最終日には多くの来園者がモノレールを撮影
ラストランイベントで花束を受け取る駅長と運転手
ラストラン列車発車
来園者から寄せられた「ありがとうメッセージ」を展示
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