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2019年11月8日
戦略政策情報推進本部
10月25日、東京ビッグサイトで、東京モーターショーの併催イベントとして「自動運転試乗会・シンポジウム」が開催されました。
シンポジウムでは、国際自動車ジャーナリストの清水和夫さん、モビリティジャーナリストの楠田悦子さんら各分野の専門家が招かれ、自動運転の最新動向や、自動運転技術を活かしたサービスによる暮らしの変化などについて講演しました。また戦略政策情報推進本部の担当者は、「都は自動運転の技術の実用化の機運を高めて社会実装させようと取り組んでいる。事故、交通渋滞、職業ドライバー不足などの社会課題を解決すると期待している」と説明しました。
続いて「自動運転が広げる未来の可能性」と題し、教育評論家の尾木直樹さんと講演者によるパネルディスカッションが行われました。
尾木さんは「自動運転技術は、交通弱者にとって、病院や買い物など生活に役立つ可能性を感じる」と期待感を示し、楠田さんは「日本の課題は、技術力を活かす計画作りを担う『人づくり』だ。日本は今、スマートフォン操作に夢中になるなどコミュニケーション面が問題になっているが、地域の人たちと向き合って知ろうと努めることが重要になってくると思う。課題解決に取り組むことのできる技術の使い手こそが、日本の地域社会には必要」と話しました。
また、10月25日と26日にMEGAWEB ライドワン(江東区)で試乗会が実施され、ハンドルやアクセルペダル等の無い、日本で初めてナンバープレートを取得した最先端の自動運転車両を約400人が体感しました。
自動運転シンポジウム
講演をする清水さん
都の取組を紹介
試乗会の様子
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