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2019年10月23日
生活文化局
10月11日から11月4日まで、日本橋の文化や資産を発信するイベント「NIHONBASHI MEGURU FES」のプログラムのひとつとして、「FUROSHIKI TOKYO展」が開催されています。これは、昨年秋に東京都とパリ市の文化交流事業「パリ東京文化タンデム2018」の一環で実施され、好評を博した「FUROSHIKI PARIS」の報告展として実施するものです。
「FUROSHIKI PARIS」では、風呂敷は世界で最古のエコバッグであることを伝え、その生活美を広めるため、著名なアーティストやデザイナーたちのデザインによるオリジナル風呂敷が展示され、パリ市内を飾りました。今回も、日本橋三越のライオンなど、日本橋周辺のモニュメントが風呂敷で装飾されています。
10月14日に行われたアーティストトークでは小池都知事がコシノヒロコさんと対談し、ワインボトル2本やサッカーボールを1枚の風呂敷で包む方法などを披露しました。コシノさんは「風呂敷で贈り物をやりとりすると、どうしてこの柄の風呂敷なのかという部分で気持ちがとても伝わる。これがデザインの力」と語り、知事は「台風19号が直撃し、まだ進行形で大変な被害が起きている。この台風を見ても、気候変動はすでに学ぶ段階ではなく実行する段階にある。プラスチックの使用を削減できるだけでなく、防水加工がされた風呂敷は非常時にも有用に使える。東京2020大会は東京から発信する大きなチャンスであり、この機会を生かして日本の伝統や文化、技術を広めていきたい」と思いを述べました。
ワインボトル2本を風呂敷で包む知事
小池知事とコシノヒロコさん(右)
日本橋周辺では14箇所で「モニュメントインスタレーション」を実
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