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都政レポート  2019年10月24日  建設局,(公財)東京動物園協会

エンタテイメント案内ロボット「ペリン」の第2回実証検証

10月3日から17日まで、葛西臨海水族園(江戸川区)で、案内ロボット「ペリン」の第2回実証検証が実施されました。
「ペリン」は、地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターと株式会社プラネックスが共同で研究開発を行っている案内ロボットです。「ペリン」という名前は、立ち姿が葛西臨海水族園で人気のペンギンに似ていることなどから名づけらました。高さ1メートルほどで、タッチパネルディスプレイと音声で展示物や館内の多言語対応(日・英・中)の案内が可能です。1日に4,000人が来館することもある施設のため、安全を重視して開発されました。実証検証にあたり、どのような危険があるかが検討され、複数の来館者が取り囲む中でも、ゆっくりとしたスピードで移動でき、近くにいる人に接触する前に危険を感知して止まるように設計されています。更に安全を担保するために下にバンパースイッチをつけて、万が一接触したとしても完全に止まる仕組みとなっています。第1回実証検証(6月13日から23日)では来園者に施設内の見どころを案内しました。

今回の第2回実証検証では、見どころ案内のほか、混雑が比較的落ち着く平日午後2時30分以降などに「大洋の航海者サメ水槽」の展示ガイドの実証検証も行われ、多くの子供たちが「ペリン」の解説に耳を傾けていました。

ペリン開発者は「来館者の反応が大変良いと感じている。子供たちが賑やかに見学する時には、ペリンの音声ボリュームを大きくして対応するようにした。30秒や1分などの短い展示解説コンテンツを画像と音声で提供し、来館者から『短くてわかりやすい』との声があった。一方で『もっとエンタテイメント性のある長いコンテンツも見てみたい』などの意見もあり参考になった」と話しました。

来館した子供たちに囲まれて水槽の展示説明をするペリンの写真
サメ水槽の展示解説をする「ペリン」は子供たちに大人気

 

展示解説コンテンツを選択する画面の写真
「大洋の航海者サメ水槽」展示解説コンテンツ選択画面。タッチすると音声が流れる

施設内の案内をするペリンの写真
館内のみどころ案内をするペリン

館内のみどころ案内の画面の写真
館内の見どころ紹介の画面

 

 

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