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2019年9月17日
教育庁
9月11日、宮城県石巻市立河北中学校3年生が品川区立豊葉の杜学園9年生を訪問してボッチャ体験を行う「被災地等と連携したパラスポーツ体験交流」が行われました。
都教育委員会は、オリンピック・パラリンピック教育における障害者理解促進の取組として、これまで障害者理解の学習、障害者スポーツの体験、障害者との交流を行っており、今回の交流は、障害者理解を進める教育を一層充実させることを目的としています。
両校生徒たちは、午前中、体育館でボッチャの魅力について日本ボッチャ協会関係者の講話を聞き、先生たちのデモンストレーションを見学しました。その後、多目的スペースで給食とお弁当を食べながら交流、早速会話を楽しむ姿が見られました。
ボッチャ体験は、各校10チームが対戦、最初は慣れないスポーツに戸惑いながらも徐々に白熱し、「アプローチは誰がやる?」、「難しい」、「やったー!」など元気な声があがっていました。
体験後、生徒がインタビューに応じ、河北中学校の千葉大輝さんは「今日は、いつもと違う環境で、初めてのボッチャを、初対面の友だちと体験し、とても楽しかった。東日本大震災は幼稚園卒園の年で、園から帰宅後に地震にあい、すぐ近くの街で大きな被害があったのがとてもショックだった。復興五輪といわれる東京2020大会に僕は直接関わるわけではないが、自分が体験したことがあるゴールボールとボッチャの応援をしたい」、豊葉の杜学園の相馬新生さんは「河北中学校の皆さんから新聞を送ってもらい、僕たちからは手紙を送って、好きなことなどの自己紹介や『今回の会をどのようにしたいか』などを伝えていた。会ってみたら事前のやりとりのおかげですぐに仲良くなれた」と述べました。
「被災地等と連携したパラスポーツ体験交流」でボッチャのルール説明を聞く両校生徒
ボッチャ体験の様子
記念品を手にする千葉大輝さんと千葉彩乃さん
交流できてよかったと話す相馬新生さんと齋藤美緒さん
河北中学校を紹介する新聞
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