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2019年8月16日
福祉保健局
8月15日、文京シビックホールにおいて、「令和元年度東京都戦没者追悼式」が行われ、遺族・来賓など677人が参列しました。
亡くなった多くの犠牲者の冥福を祈り、平和を願う都民の強い決意を表すため、東京都と遺族会が、昭和41年8月15日から毎年実施しています。
小池都知事が式辞を述べ、正午に参列者全員で黙とうをささげました。
続いて追悼のことばとして、遺族代表の武藤孝行さんが「戦死公報のたった一行の『戦死』との知らせ。母はどんな気持ちで読んだのだろうかと思うと私自身胸が一杯になる。会社を定年後、遺骨調査、収容活動に毎年参加し、計千九百二十七柱の遺骨を持ち帰った。一柱でも多く、早く収容し帰還させたい」と話しました。また、今年が2年目の参列となる11歳の松原瑠子さんが「祖父の2人の兄は戦死したが、祖父は特攻隊に志願し、出撃命令が出る前に終戦を迎えた。戦後、祖父は熱心に遺族会の手伝いをし、戦争を知らない世代の父も祖父の思いを継いで、結婚前から全国戦没者追悼式を手伝ってきた。祖父、父の思いを私も引き継いでいこうと思う」と述べました。
続いて献花が行われ、参列者が戦没者を追悼し、平和を祈念しました。
追悼式の様子
式辞を述べる小池都知事
追悼のことばを述べる戦没者遺族代表
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