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2019年8月15日
オリンピック・パラリンピック準備局
8月7日、「未来(あした)への道 1000キロメートル縦断リレー2019」のグランドゴール式が駒沢オリンピック公園陸上競技場で行われました。
2013年から開催されたこのリレーは今年で7回目。青森から東京まで東日本大震災の被災地をランニングと自転車でつなぎ、復興へ向けた取組等を発信することで、東日本大震災を風化させず、参加者と被災地の方々のきずなを深めることを目的としており、東京2020大会に向け今年が最後の開催となりました。
7月24日に青森県をスタートし、岩手、宮城、福島、茨城、千葉、東京までを縦断する1,300キロメートルをリレーし、一般ランニング84区間608人、自転車61区間131人、小さな子供から大人まで障害のある人もない人も誰でも参加できる「ふれあいランニング区間」の7区間1,170人によってたすきを引き継ぎました。
最終区間となる東京7区は、約300人のふれあいランナーとゲストランナーが駒沢公園内1.5キロメートルを一緒に走りました。
ゲストランナーは、北京オリンピック銀メダリストの朝原宣治さん、シドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子さん、シドニーパラリンピック出場、元車いすバスケットボール選手の根木慎志さん、北京パラリンピック、リオデジャネイロパラリンピック銀メダリストの山本篤さんです。
猛暑の中、中央広場で大勢の人が出迎える中、笑顔でグランドゴールしました。
ゴールの様子
グランドゴール式には、小池都知事とゲストランナーらが登壇。
最終区間ランナーを代表して、「未来(あした)へのたすき」を、高橋尚子さんが知事へ返還しました。
挨拶した知事は、「今日見事なゴールインを果たして頂いた、ランナー、サイクリスト、支えてくださった皆さん、本当にお疲れ様でした。来年の7月24日は2020大会オリンピック大会のスタートの日となる。それぞれの地域で、励まし、励まされ、このたすきには汗と涙と感動が詰まっている。東京における聖火リレーはここ駒沢からスタートする。復興なくして東京2020大会の成功はない。これまで行ってきた縦断リレーを、しっかり受け継いでいこう」と述べました。
また、ゲストランナーの朝原さんは「私は一年に最低一回、こうした被災地の復興イベントに参加してきた。日々の生活を送る中で、震災のことを忘れてはいけないと意識する機会となる、大変に良いイベントだった」、根木さんは「色々なところに行ったが、行った先々で参加者の方々と交流し、今も交流している。当時小学生だった子供たちも大きくなった。また、復興の工事で事故に遭い車椅子を使うようになり、復興への思いを伝えようという参加者との出会いもあった。(今回でこの大会は終了するが)引き続き『心のたすきのリレー』を続けていこう」、山本さんは「印象に残っているのは、色々な人たちとハイタッチして走ったこと。私は現役選手なので、東京2020パラリンピック大会に出場して、最高のパフォーマンスを見せたい」と話しました。
ステージでは、福島県郡山市立大島小学校特設合唱部による「花は咲く」合唱が演奏され、参加者は復興への思いを共有しました。
挨拶する小池都知事
たすきの返還
グランドゴール式登壇者
グランドゴール式参加者全員で
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