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都政レポート  2019年7月12日  総務局,公立大学法人首都大学東京

「TMUプレミアム・カレッジ 生涯学べる100歳大学」を視察

TMUプレミアム・カレッジは、人生100年時代における生涯現役都市の実現に向け、首都大学東京が今年4月に開講した、50歳以上の方を対象とする「学び」と「新たな交流」の場です。
7月8日、小池都知事が、首都大学東京南大沢キャンパスで行われた授業の様子を視察しました。当日は必修科目のゼミナールで、カレッジ生は自らの修了論文のテーマをどう絞り込んでいくかについて発表し、活発な意見交換が行われていました。

ゼミナールの様子
プロジェクターを使って発表するカレッジ生

受講中のカレッジ生は50代から70代の年齢層で、元IT系の会社員や、客室乗務員、専業主婦、鉄道の土木エンジニアなど、経歴は様々です。西村和夫TMUプレミアム・カレッジ長は、若い学部生を教えるのと何が違うかという知事の質問に対し、「分野によっては私より詳しかったり、逆に全然知らなかったりと、知識の差が大きい人が多い。幅広い意見交換となるように気を付けて話している」と語りました。
カレッジ生の一人は、「年を取って家にこもる時間が長くなり、このままじゃいかんと思って、74歳で応募した。規則正しい生活は体にいいと実感した。また顔ぶれが多彩なのがこのプレミアム・カレッジを面白くしている。先生も丁寧に教えてくれ、他のカレッジ生も学ぶ意識が非常に高い。大変刺激されるが、健康を考えて頑張りすぎないように過ごしていきたい」と感想を述べました。

知事は、「人生100年時代と言われる現在、学びは一生のもの。お話を聞くと、皆さん課外活動も含め学ぶことに燃えている。リタイアされた後も元気な人はたくさんいる。毎日行く場所があるというのは励みになるし、学びだけでなく、居場所として役立っていると思う。またいろいろな経歴の人がいることで、これまでの経験が互いに刺激となり、教授にも学生にもプラスになる。今後もモデルケースを積み重ね、学びたい人のチャンスを作っていきたい」と話しました。

授業を視察する知事
授業を視察する知事

ラウンジを視察する知事
カレッジ生のラウンジを視察

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