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都政レポート  2019年7月4日  オリンピック・パラリンピック準備局,公益社団法人東京都障害者スポーツ協会

「東京パラスポーツスタッフ」認定授与式の開催

6月29日、東京都障害者総合スポーツセンター(北区)で、「東京パラスポーツスタッフ」の認定授与式が行われました。
障害者スポーツ界では、ガイドランナーなどの競技のパートナーや、義肢装具士等の専門家などのスタッフが欠かせません。しかし、その存在や重要性が社会にあまり知られておらず、スタッフは仕事との両立などで活動に苦慮しています。
スタッフの活動を広く周知し、その活動環境を改善するため、東京都と東京都障害者スポーツ協会が昨年度から実施している取組が東京パラスポーツスタッフ認定制度です。

認定者の皆さんの写真

今回認定されたのは、知的障害者の水泳コーチの谷口裕美子さん、視覚障害者の柔道のコーチ兼トレーナーの渡邊昌生さんを始めとする62人のスタッフです。
渡邊さんは、認定者を代表して「スタッフは、それぞれの現場でそれぞれの役割に応じて選手を支えているが、職場などではまだ認知されていないのが実情。この制度を通じて、東京パラスポーツスタッフという言葉が世間に広まってほしい。障害者スポーツを行う上で、我々スタッフは選手にとって重要な存在。私のモットーは、『勝つのは選手の努力、負けるのはスタッフの力量不足』。障害には個人差があり、これは競技の上では才能であり個性でもある。その才能と個性を最大限に伸ばし、ベストパフォーマンスを引き出すのがスタッフの力量だと思っている。パラスポーツを通じて、選手はもちろん、障害を持っている方やその周囲のすべての方にまで感動と夢と希望を届けることができる。そんなスタッフの一員であることを誇りに思う」と挨拶しました。

谷口さんの写真
認定証を授与される谷口さん

渡邊さんの写真
挨拶する渡邊さん

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