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2019年5月30日
生活文化局
5月25日から26日にかけて、六本木地域の文化施設等と連携したアートイベント「六本木アートナイト2019」が開催されました。第10回目となる今年は「夜の旅、昼の夢」をテーマとして、六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、国立新美術館などを様々なアートプログラムが彩りました。
25日18時00分にはコアタイムのキックオフセレモニーが行われ、南條史生六本木アートナイト実行委員長は「令和となって初めての開催を新鮮な気持ちで迎えている。アートを楽しんでもらうだけでなく、美味しいものを食べたり飲んだりして、六本木の街そのものを楽しんでほしい」、小池百合子東京都知事は「2018年秋に、パリ市と連携して『FUROSHIKI PARIS』を行った。今回その東京版が展示されているので、草間彌生さんや北野武さんの作品で作られた風呂敷をぜひ見てほしい。東京2020大会がスポーツの祭典であるのは言うまでもないが、同時に、東京の文化やアートを世界に向けて発信するチャンスとしたい」と話しました。
その後、メインプログラム・アーティストのチェ・ジョンファさんが、参加アーティストたちと共に高らかにキックオフ宣言を行いました。
挨拶する小池知事
参加アーティストとともにキックオフ宣言
韓国のアーティスト、チェ・ジョンファさんの作品は、六本木ヒルズアリーナほか、それぞれのエリアに展示されました。来場者は、様々なアーティストの作品を観て、聴いて、体験して、六本木の街を舞台にした一夜限りのアートの饗宴を楽しみました。
果物や野菜がぎゅっと詰まった「フルーツ・ツリー」は、チェ・ジョンファさんの代表的な作品であるカラフルなバルーン彫刻
チェ・ジョンファさんの「みんなで集めよう」は、プラスチック製のカゴ、お皿、鍋などを寄付してもらい、それらを棒に通して積み重ね、抽象的な彫刻や寺院の柱のように見える作品を制作
スペイン・バスク地方の伝統打楽器"チャラパルタ"を演奏するグループ「オレカTX」によるスペシャルステージ「巨人のオモチャの音楽会」
「FUROSHIKI PARIS」で展示された各アーティストによるオリジナル風呂敷を日本初公開
ゴムボールで出来た巨大な赤玉が六本木の街を巡回する「レッドボール・プロジェクト」は、アメリカ人アーティストのカート・パーシキーさんによる周遊型パブリックアート
また、六本木アートナイトでは、アート散策を誰もが不安なく楽しめるよう、障害のある人や車いす・ベビーカー等を利用する人とともに街をめぐるインクルーシブ・ツアーと、海外からの来場者等に向けた外国語ガイドレクチャーが実施され、アートの街の魅力を広く伝えました。
外国語ガイドレクチャー「Speakeasy at Roppongi Art Night 2019」の様子
イベントについての詳細は、「六本木アートナイト2019」ホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
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