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2019年4月9日 財務局
草間彌生監修 都庁おもいでピアノ
4月3日、第一本庁舎南展望室への「都庁おもいでピアノ」の設置を記念して、お披露目会が開催されました。
この「都庁おもいでピアノ」は、国内外から訪れるお客様の音楽を通じた交流を促進するため、どなたでもご自由に弾いていただけるピアノを展望室に設置するものです。
都民の方から寄付を受けた、思い出のつまったグランドピアノに、前衛芸術家で名誉都民の草間彌生さんの監修による装飾を施しました。
小池知事による除幕がおこなわれ、鮮やかな黄色と黒の装飾を施されたピアノがあらわれると、応募により参加したおよそ100人の都民から「かわいい!」などの歓声があがり、会場に大きな拍手が響きました。
続いて、小池知事が、「何人もの方から寄付の申し出をいただき、また、草間さんは徹底して椅子までやってくださった。これからますます東京にはいろいろな方々が集まる。その一つの目玉として、飾るだけでなく、弾いていただける、この都庁おもいでピアノを活かしたい。腕に自信のある方もない方も、素晴らしい芸術作品を是非身近に感じていただき、そのメロディを東京中、日本中、世界中に送っていただきたい。」と述べました。
次に、ピアノ装飾を監修した草間彌生さんから寄せられたメッセージが披露されました。
ピアノは我々のイメージを超えて
天に飛び上がろうとした瞬間である。
その驚きを我々に与えてくれたピアノよ、
我々の全てを心の底から宇宙の果てまで
美しい音を奏でて欲しいと
我々の偉大なる願望を満たして音を奏でてくれた。
我々はその美しい音を聞いて、
世界の中における人類愛に人間の希望の全てを
ピアノと共に語りたいと思っている。
ピアノ万歳
2019年4月
前衛芸術家 草間彌生
続いて、ピアニストの梅田智也さんにより、ショパンの英雄ポロネーズや華麗なる大円舞曲などが演奏され、南展望室が「都庁おもいでピアノ」の音色に包まれました。第一本庁舎南展望室がリニューアルオープンする8日から設置される「都庁おもいでピアノ」は、南展望室の開室時間中に「演奏タイム」を設定し、希望される来室者に演奏していただけます。詳細につきましては、「都庁おもいでピアノ」の利用開始について(報道発表資料 2019年04月04日 財務局)をごらんください。
お披露目をする小池知事と武市財務局長(左)
梅田智也さんのピアノ演奏
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