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2019年3月6日
オリンピック・パラリンピック準備局・一般財団法人東京マラソン財団
3月3日、「東京マラソン2019」が開催された。2007年に初開催され、今年で13回目。
例年2月に開催しているが、今回は2009年以来の3月開催。
都庁前のスタート地点では、小池知事が、「一昨年から高速マラソンのルートになっており、雨の中ではあるが、素晴らしい記録が今日も出ることを楽しみにしている。それぞれ自分の記録に挑戦していただきたい」とあいさつ。その後、知事の号砲により、ランナーが一斉にスタートを切った。
スターターを務める知事
都庁前から一斉にスタート
一昨年、「記録を狙える高速コース」に変更されてから、3回目の実施となる。都庁をスタート地点として、飯田橋、神田、日本橋、浅草雷門、門前仲町、銀座、高輪などを回り、最後は東京駅丸の内駅舎を背にした行幸通りでゴールする、「東京の素晴らしさを内外に一層アピールする」コースになっている。
危機対応バイク
車いすマラソンを含む全体の参加定員は、昨年より2,000人増やし、38,000人。1万人を超えるボランティアの協力のほか、小中学生がランナーへの給食サービスなど大会運営に係る活動を行う場が新設された。また、コース沿道の24か所では「マラソン祭り」として、ランナーを応援する音楽演奏・ダンス・民族芸能などのパフォーマンスが大会を盛り上げた。
警備体制では、新たに緊急時に迅速に対応を行う監視カメラ、AED、拡声器を搭載した危機対応バイクが5台配備されたほか、さすまた型案内看板が設置された。
さらに、昨年に引き続き、社会貢献活動の一環として、まだ使える衣類を預かり、海外でリユースする「衣類リユースの活動支援」が実施され、スタートエリアに「洋服ポスト」が設置された。
男子車いすマラソン優勝者
男子マラソン優勝者
女子マラソン優勝者
表彰式で知事は、選手をたたえるとともに、大会関係者やボランティアの人たちに謝意を表した。また、小中学生がフィニッシュしたランナーへ給食サービスを行う様子を視察したことに触れ、「小さい頃からボランティアに関わることは、とてもいいこと。東京マラソンのボランティアを務めていただいた皆さんは、ラグビーワールドカップや東京2020大会のボランティアのリーダーにもなっていただける。実績のある人たちにリーダーになってもらえると、ボランティアの運営も頼もしい」、「自分に挑戦する、記録に挑戦する。その一人一人の姿には感動を受けた」と述べた。
ボランティア活動の視察
小中学生とともにランナーへバナナを配給
行幸通り 東京駅を背にフィニッシュ
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