WEB広報東京都[平成28年4月号]
今月のトピックス

平成28年3月30日更新

「東京都発達障害教育推進計画」を新たに策定しました

 東京都教育委員会は、公立学校に在籍する発達障害の児童・生徒に対する指導・支援における課題や、近年の発達障害教育を取り巻く状況の変化等を踏まえ、公立学校における発達障害教育の充実に向けた施策を明らかにする計画を策定しました。

計画の基本理念

  • 公立学校に在籍する発達障害の全ての児童・生徒が、その持てる力を最大限に伸ばし、将来の自立と社会参加を実現できるよう、適切な教育的支援を行う。
  • 発達障害のある児童・生徒と障害のない児童・生徒が、共に学び合うことができるよう、通常の学級における教育的支援をはじめ、障害の状態に応じた多様な教育の場を拡充する。

 この基本理念に基づき、発達障害教育の充実に取り組みます。

計画の主な取り組み

1 小・中学校における取り組み
  • 小・中学校における特別支援教室の設置促進
  • 学習の「つまずき」を把握するアセスメント方法の確立 など
2 高等学校における取り組み
  • 教育課程外での特別な指導・支援の実施
  • 学校・学級不適応の生徒への対応 など
3 教員の専門性向上
  • 発達障害に関する専門性の向上を図る研修等の充実
  • 東京教師養成塾等の活用 など
4 総合支援体制の充実
  • 乳幼児期から学校卒業までの一貫性のある継続した支援等の充実
  • 発達障害教育に係る理解の促進 など
お問い合わせ
教育庁特別支援教育課 電話03-5320-6753
ホームページhttp://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2016/pr160212b.html